月に一度、わが家に富山の懐石料理人  中尾英力先生をお招きしての「懐石秘密箱」

今月のテーマは「粥茶事(風炉の風情)」です

10月は侘びた「粥茶事」の風情が合います

板風炉に茶飯釜

この度は宗旦好の板風炉です

炭手前は、やはり近寄って拝見したいもの

 
お米を入れて
 
 

火力を上げて

お粥の煮えがつくまでは、清談して待つのがよろしいとのこと

お料理の順番も吸物から

亭主の工夫や経験が発揮される会です

吸物の蓋は、稲の蒔絵

一粒万倍の実り

 

煮物椀のかわりに煮えた重湯から

食事のいただき方も、回を重ねるごとにみなさま美しくなってきました

 
そして、お粥さん
 

香りからすでにシアワセです

 

五味プラス一味(淡味)は、まさに命の味

この季節だけ

少人数であれば、寄向もよし
 

学ぶほどに奥深い懐石の世界

来月は「口切」

今から楽しみです