富山は南砺市利賀村の上畠

こちらに住む懐石料理人の中尾英力先生と帽子作家の谷和彦さんを中心に、昨年11 月に行われた「上畠アート」
 

 
お二人をお招きして、東京の拙宅で“一日限り”で催しました
 

 
寄付には、高野祐輔さんの「つらら」の写真
 

 
作品を前に、点心を召し上がっていただきました
 

 
点心の後にはお菓子
手作りの薯蕷金団です
 

 

席中の室礼も上畠の要素が盛り沢山

 

 
掛物は、中尾先生のお父様の筆で
「貧雅清以統覚成」
ひんがきよらかさをもってとうかくをなす
 
貧と雅、一見すると相反するものでも、清らかさをもって統覚を成す
 
花入には藪椿と水木
青竹の花入です
 

 
結界もまた手作りの青竹
清らかさを感じます
 

 

お席では、まずお香を聞いていただきました

 

 
伽羅の香りは、別世界への誘いです
中尾先生による、濃茶の点前
 

 
光と陰の世界です
 

 
濃茶の後は、お薄を
干菓子には、手作りの干柿に富山の銘菓「薄氷」を釋永維さんの作品にのせて
 

 
お茶は建仁寺や建長寺の四頭茶会でもおなじみの茶礼形式で
 

 
お帰りには、谷さんの帽子をご覧いただきました
 

 
「上畠の素晴らしい景観を大勢の人と楽しみたい」
 
 
夏には演劇祭も開催されます
こちらも楽しみです