毎年、社中のお点前デビューの機会として開催してきた
【春のおもてなし茶会 gate】
お茶の道に入り、ご自身の点前でお客様をもてなす、
門の意味を込めて「gate」とつけました
会場は30種370本の梅の木のある大田区の池上梅園
今、梅の花といえば新元号「令和」ですね
梅は過ぎましたが、この季節はツツジが迎えてくれました
お点前デビューの方が担当するのは「冨清月庵」
お着物の方もそうでない方も
日頃の感謝を込めて一服、点てます
茶碗も自分で用意して、掛物やお道具のお話もしました
ご両親にとっても初めての機会
事前に予習してくるなど、お互いにとっての本番です
濃茶席は、場所を移して「やなぎ」へ
こちらは庭の池に面しており、開放感のある茶室です
お菓子は赤坂の塩野製「花衣」
やはり意匠が素敵で映えます
薄茶席がお点前デビューに対して
濃茶席は先輩がサポート
拝見もあったりと初心者には充実の内容です
この日に向けて、二ヶ月みっちり稽古を重ねた成果が存分に発揮されたことでしょう
そして、お茶の他にも点心席を「聴雨庵」にて設けました
菊乃井の折詰に社中の者で用意した汁と酒
お茶は“ただお菓子とお茶を飲むだけでなく、お食事もございます”ということをお伝えしたく
これからも世界茶会では
お茶のすそ野を広げ、みなさまと分かち合うお茶を目指して、
“初心者向け”【茶会体験ワークショップ】など、企画して参ります
引き続き宜しくお願いいたします