6/27(土)恋する若冲茶会〜鯉図〜を開催しました。

 

 

江戸中期、京都を代表する奇想の画家、伊藤若冲。

記憶に新しい東京都美術館での「生誕300年記念 若冲展」では、わずか一ヵ月の会期で、入場者数44万人を記録し、入場待ちの時間が連日5時間を超えるなど、世界からも注目される大人気画家です。
 

 

「恋する若冲茶会」は、若冲コレクターで景和 代表の景山由美子先生に若冲作品をお持ちいただき、じっくりと鑑賞する会です。

景山先生は若冲の他に江戸絵画愛好家でもあり、さまざまな雑誌の美術特集など多くの書籍で執筆されています。

この度は、人数限定でリアルとオンラインとのハイブリッドでの開催となりました。

 

 
東京、神奈川、名古屋に京都と離れたところからでもリアルタイムでご一緒できるのはオンライン最大のメリットですね。
しっかりとお着物で、お送りしているポストカードと特製菓子(神楽坂 梅花亭)で一席をしつらえ、この会に臨んでくださる方もいらっしゃいました。
さて、今回お持ちいただい「鯉図」はロシアのプーシキン美術館でも展示された作品です。
 

 

景山先生に特別に、オンラインでの配信に写真撮影を許可いただきました。

 

 
景山先生の若冲についての講演後は茶席で一服。
 
実は若冲をイメージして瀬戸の陶芸家 小野穣さんが作られた、こちらも世界に一点の作品です
 

 
世界は大変な状況でもみなさまとこうして一座をご一緒できますこと、心から感謝いたします。
 

 
「恋する若冲」はシリーズ化の予定で、次回は10月開催の予定です。
 
美術展ではたくさんの作品に大勢の人。
こうして、一つの作品とガラスケース越しでなく、じっくりと向かい合うことができる幸せなひと時となりました。